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コンピュータウィルスとは |
コンピュータウィルスとは、様々な方法によってパソコンに進入し、不正な動作を行うプログラムのことを言います。パソコンがコンピュータウィルスに感染してしまうと、通常使用に弊害をもたらすことが多く、より悪質なコンピュータウィルスはパソコンのシステムそのものを破壊して、パソコンを使用できなくしてしまうものもあります。 |
コンピュータウィルスの歴史 |
コンピュータウィルスはインターネットの普及が早かったアメリカではかなり昔から存在が確認されていましたが、日本で初めにコンピュータウィルスが確認されたのは1988年だと言われています。パソコン通信(今で言うインターネット)使用中に感染したようです。当初はパソコン使用者を驚かせるような画面をいきなり表示させるようなお遊び目的で作られたものが多かったようですが、徐々に悪質化していき、パソコンのファイルを破壊・削除したり、パソコンのシステムを操作してまともな動作をできなくさせたりするコンピュータウィルスが登場します。現在でも世界のどこかで新しいコンピュータウィルスが作られ、インターネットでばら撒かれています。 |
コンピュータウィルスに感染する理由 |
コンピュータウィルスはプログラムですから、コンピュータウィルスそのもの、もしくはコンピュータウィルスに感染しているプログラムを自分のパソコンに侵入させてしまった時に感染します。従って、外部プログラムの侵入する余地のない、例えばインターネットにつながっていないパソコンなどが感染することはありません。しかし、ほとんどのパソコンはインターネットに接続されていますから、常にコンピュータウィルスの脅威にさらされているといっても過言ではありません。どこかのHPからプログラムなどをダウンロードした時、そのプログラムにコンピュータウィルスが含まれていると、実行したときにパソコンがコンピュータウィルスに感染してしまいます。また、よく言われていますが、メールについてくる添付ファイルにコンピュータウィルスが潜んでいることがあります。この場合は、添付ファイルを開いた途端にコンピュータウィルスに感染してしまいます。 |
コンピュータウィルスの種類 |
コンピュータウィルスは、その形態によっていくつかの種類に分けられます。 ウィルスパソコン内にある何かのプログラムに寄生して活動するコンピュータウィルスです。基本的には寄生されたプログラムを実行した時にのみ活動しますが、中には活動を開始した途端、他のプログラムにコンピュータウィルスをコピーしてしまうものもあります。こうなると、一つのプログラムだけに寄生していたコンピュータウィルスが他のプログラムにもうつってしまい、コンピュータウィルスの被害が拡大します。 ワームプログラムそのものが不正な動作をするコンピュータウィルスです。ウィルス型が何か他のプログラムに潜んで活動するのに対し、ワーム型はそれ自体がコンピュータウィルスです。これにも、実行させたときに他のファイルに感染するものがあります。 トロイの木馬コンピュータを利用するのに便利なプログラムであることを装って、その中にパソコン内部に不正に侵入するコンピュータウィルスです。他のコンピュータウィルスと違い、他のプログラムやパソコンにコンピュータウィルスをばら撒くことはありませんが、自分のパソコン内部に不正に侵入できる入り口(バックドア)を作成します。トロイの木馬に感染すると、使用しているパソコンに外部から侵入することが可能になり、セキュリティに深刻な被害が及ぶことがあります。 |
コンピュータウィルスの対策 |
コンピュータウィルスはパソコンの病気みたいなものですから、人間の病気と同じで「予防をする」か「感染したら治療する」がコンピュータウィルスへの対策になります。 コンピュータウィルスを予防するコンピュータウィルスに感染しないようにするのが一番確実なコンピュータウィルス対策です。人間で言うと健康的な生活をするとか、予防接種をするとかに相当します。一番安全なのは外部との接続を完全に遮断してしまうことですが、インターネット全盛期の現在、完全遮断しろといっても無理な話です。そこで、有益なプログラムは実行するけど、危険なプログラムは実行しないようにするのが予防法になります。具体的には、危険なサイトには行かないとか、危険だと思われるプログラムを安易にインストールしないとか、あやしいメールの添付ファイルは絶対に開かないなどが挙げられます。少し専門的な知識が必要になりますが、ファイアウォールの設定を強力にするとか、プロキシを通じでインターネット接続するなどの対策もあります。人間の健康管理も、健康に対する意識が重要なのと一緒で、パソコンの健康管理も、コンピュータウィルスに対する意識が重要です。 コンピュータウィルスを駆除するしかし、今の時代、いつ何時どのような形でパソコンにコンピュータウィルスが侵入してくるかわかりません。気を配っていても、知らず知らずのうちにコンピュータウィルスに感染してしまうケースも多々あります。不幸にしてあなたのパソコンがコンピュータウィルスに感染してしまったら、一刻も早くコンピュータウィルスを駆除しなければ、他のプログラムやシステムにまで症状が及ぶことがあり非常に危険です。もしあなたが病気になったらどうしますか? 普通は病院に行ったり薬を飲んだりしますよね。コンピュータウィルスの場合も同様です。パソコンの病院や薬に相当するのが「アンチウィルスソフト」または「ワクチンソフト」と言われるものです。コンピュータウィルスを専門に駆除してくれるためのソフトが存在しています。有名どころでは「ノートン・アンチウィルス」や「ウィルスバスター」がありますね。ワクチンソフトを昔から開発・供給している会社の製品で、多くのパソコンユーザーから支持されています。ワクチンソフトは、パソコン内の全ファイルのコンピュータウィルス感染チェックと、コンピュータウィルス発見の際には駆除もしてくれます。料金はかかりますが、自分のパソコンの安全性を考えたら、お金を払っても導入する必要があります。インターネットに接続することが当たり前になっている現代では、ワクチンソフトの導入は必須であるといっていいでしょう。 |
ワクチンソフトの更新 |
さて、コンピュータウィルス対策としてワクチンソフトを使えばそれで安全かというとそうではありません。コンピュータの世界では、日々新たなコンピュータウィルスが登場しています。ワクチンソフトは、販売されるときのコンピュータウィルスの対策はできていても、新しいコンピュータウィルスには対応できないことがほとんどです。新しい病気が発見されても、今までの治療法では直せないことが多いのと同じですね。そこで、新しいコンピュータウィルスに対しては、新たな治療法が必要になってきます。ワクチンソフト販売会社は、新しいコンピュータウィルスが発見されたら、それに対応するプログラムを作成しています。そして、それをワクチンソフト購入者に配っています。大体がインターネットを介して配布しています。ワクチンソフトを持っていても、常に最新のコンピュータウィルスに対応できるよう、新しいプログラムを導入しなければなりません。こまめに情報をチェックし、常に最新のワクチンソフトになるようにしておくことが大切です。 |
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